カントリー家具・パイン家具・オーダー家具の手作り工房
〜カントリー家具・パイン家具〜 
サイズ&カラー変更・デザイン変更・オーダー製作可能。
見積り無料!お問合せください。
 
HOME
1.コンセプト
2.使っている材料
3.カントリー家具とは?

コンセプト
25年以上前に100年以上前のイギリスのパイン家具を見たことがあります。
高さ90cm位で横幅が60cm位の小ぶりなパインのキャビネットです。
上に引出し、下は観音開きの扉です。錆びたアイアンの蝶番とすり減ったパインの板目。中でもとても印象的なのが、黒に近い深い飴色で透き通るよう変色したパインの古びた木の味わいです。
この古びたパインの琥珀にも似た魅力に魅かれたのがカントリー家具を作る原動力となっています。
「本当に普通の人が生活に必要な家具として買い求め、愛着を持って大事に使って、やがて娘に受け継がれ、そして孫へと・・・。」
そんな家族の小さな歴史が家具の中に見える気がします。


バーンの目指す家具は、そんな実用的でいつまでも使っていたくなるような飽きのこないデザイン、そして代々受け継がれるよう丈夫な家具を作ります。

そのためにはこんなこともコンセプトにしています。
  • お客様に合った家具を作る。お客様のご希望を良く聞き、最良の家具を提案いたします。                                 
  • 安全な家具をお届けします。木材から塗料、ボンドに至るまで吟味した安全なモノを使用します。また、釘やネジは隠し、板は面取りして棘などが出ないようにしています。                                     
  • 高いのが当たり前のオーダー家具をコストを削って、ご予算に合うよう提案いたします。                                           
カントリー家具の良さを知っていただけるよう、良い家具を日々作ってまいります。

              カントリー家具工房Barn 目黒雄司
使っている材料
<木材>
カナダ産の天然無垢のパイン材を使用しています。主にポンデロッサパインですが家具作りに最適な良質のものを選んでします。高級材としてカナダ産のクィーンズパインも揃えています。
カナダは、森林大国で寒冷な場所のため、良質の木材が採れます。木は寒い場所の方がゆっくり育つため、木目の詰まった良い木が育ちます。
背板や引き出しの底板には国産のシナベニアを使うことがあります。

・ポンデロッサパインの特徴
辺材(木の外側)は非常に厚く淡い黄白色で、経年変化により深みのある飴色に変わります。心材(木の中心付近)は橙色から赤味を帯びた褐色となる。美しい木目と節が特徴で仕上がりは美しい。
・クイーンズパイン
ポンデロッサパインに比べると木目が細かく、上品な印象。節が小さく少ない。色は白からシルバーで経年変化で飴色に変わる。とても上品で美しい仕上がりになる。

<塗料>
ナチャラル塗装は、基本的には英国スタイルの水性ステインと蜜蝋ワックス仕上げです。
英国王室ご用達のイギリスの伝統的塗料です。蜜蝋と口紅やファンデーションなどの化粧品使われるカルナバ(植物)から作られた自然由来の塗料です。アンティーク家具のような自然なツヤと味わい深い色味が特徴です。
BRIWAX


その他の塗料ワトコオイルなどのオイルフィニッシュ、自然塗装のOSMOワックスなどご要望に応じた仕上げが可能です。

<ペイント>
カラー塗装は、PRATT&LAMBERT社(アメリカ)やバターミルクペイントを使っています。
どちらも安全性の高い塗料でテカテカと光らないのでカントリー家具のように素朴で安らぐための家具に向いています。

プラット・アンド・ランバートは1849年創業のアメリカのペイントメーカーです。
1800年代同社の製品は、灼熱の太陽の下ひた走る大陸横断バスの天井に使用され、その耐久性が高い評価を受けていました。1914年、第一次世界大戦時の米国戦闘機もまた、P&Lを使用しており、その評価は1900年代になっても変わること無く、より信頼性を増してきました。現在のP&L社の製品は旅客用の航空機に使用され、NASAのスペースシャトルにも使用されています。
また、安全性が高いことから、アメリカでは病院や学校などのデリケートな場所でよく使われています。

バターミルクペイントは、環境や、健康への配慮から世界中から自然の顔料を取り寄せ使用したバターミルクペイントは全てにおいて最高級の塗料です。 開拓時代、アーリーアメリカン職人は独自のペイントカラーを出すため、
農作物や土、レンガの粉を顔料としてバターミルクペイントを作りました。
当時は、このミルクで作られた塗料を家具や家のデコレーションに使っていました。この伝統を引き継ぐのがバターミルクペイントです。


<ボンド>
現代の家具作りにおいて欠くことのできないのがボンドです。ボンドの登場ににより家具の耐久性は各段位に進歩しました。ボンドも安全には配慮しております。
ボンドは、アメリカのタイトボンドVを使用しています。
タイトボンドVは、FDA(米国食品医薬品局)の認可を受けたボンドで、まな板など直接食べ物触れるものに使っても安全です。特にキッズ家具には最適です。
また、非常に強力で現行の一液性木工ボンドとしては世界最強と言われています。

「安全で味わい深いカントリー家具をお届けします。」


カントリー家具とは?
良く耳にするカントリー家具という言葉ですが、主な種類としては「アメリカンカントリー」「フレンチカントリー」「ブリティッシュカントリー」などが有名かと思います。
カントリーの名の通り、田舎の素朴でシンプル、そして実用的な家具の事を総称してカントリー家具と言います。

材質としては、バーンでも使っているパイン材が有名ですが、オークやウォールナットやマホガニーなどという高級材を使ったものもあります。
カントリー家具は、実用で普段使いする家具ですから、素朴な味わいのあるパイン材がやはり適していると思います。今では「カントリー家具=パイン家具」言っても良いでしょう。

ヨーロッパの農家で作られたカントリー家具は、フランスではホワイトやペパーミントグリーンにペイントされ軽快でオシャレな家具になり、イギリスでは直線的で重厚な家具に進化して、やがて植民地時代イギリスからアメリカ大陸に渡った西部開拓者たちによってより質素でラフなアメリカンカウントリー家具へと変化していきました。

日本で広く認識される曲線やハートなどは、アメリカンのカントリー家具に日本人好みの可愛さを加えたものです。
その国の国民性や生活様式、歴史によってカントリー家具は多様に進化しました。

バーンの考える「カントリー家具」は、「ナチュラルで温もりがあり、部屋をほっこりさせてくれる実用的な家具」とです。
sp メニューU
U
(C) Copyright Barn.All rights reserved2007〜2016.